[アップデート] AWS SSMパラメーターストアの最大スループットが10000に引き上げられました
こんにちは。サービス開発室の武田です。
AWS Systems Manager(AWS SSM)では、パラメーターストアというキーで値を管理できるデータストアが提供されています。
パラメーターストアに保存したデータはGetParameter
やGetParameters
といったAPIで取得できます。今回このAPIで設定できる高スループットが3000
から10000
に引き上げられました。
詳しく
そもそも、パラメーターストアの最大スループット(TPS; トランザクション毎秒)は次の2種類存在します。
- デフォルトのスループット
- 高スループット
デフォルトのスループットのTPSは40
、高スループットのTPSはこれまで3000
でした。今回のアップデートで、この 高スループットのTPS が10000
に引き上げられたというわけです。
なお、デフォルトのスループットはAPI呼び出しが無料ですが、高スループットは1万回ごとに0.05USDかかります(正確にはアドバンスドパラメーターだと、デフォルトのスループットでも料金がかかります)。
マネジメントコンソールで確認
最後に、マネジメントコンソールで確認してみましょう。
SSM パラメーターストアのページにアクセスし、「設定」タブを選択します。「上限をセットする」のボタンをクリックします。
チェックボックスをオンにし、「上限をセットする」を押せば設定完了です。
まとめ
なんと今日はクラスメソッドの創立記念日ですね!さらに20周年目のアニバーサーリーイヤーということで例年より盛り上がりを見せています。
それはそれとして、SSMのアップデート情報をお届けしました。